友人から「ピーマンがなかなか盛り返さないから処分した」と聞いて、びっくり。
「ピーマンなんて一番楽じゃない?」という私と一緒に、栽培環境などを一つずつ検証します。
なぜ実がつかなかったのか?LINEでの園芸談義をほぼそのまま記事にしました。
※このページは、E子さんの協賛(ネタ提供)でお送りします
ある日の、ラディと友人との会話

今年はピーマンに初挑戦したんだけど、1ターン収穫した後になかなか盛り返してこなくて・・・
まだ花は残ってたけど、引っこ抜いたんだよね。

そうなの?ラディのとこのピーマンはまだ沢山実が着いてるよ。
去年はたしか12月の上旬まで収穫出来てたかな。

ピーマンは一番手が掛からない、お気に入りの野菜だよ。

えーーー! ミニトマトより!?

ミニトマトは、脇芽取りしたり誘引したり、めんどくさいじゃん。
雨降ると実が割れるし、ダニは発生するし。

その点ピーマンはほとんど虫の被害無いし、暑くても枯れないし。
冬越しもいけるし、苗も安いし。

えーーー! 冬越しも出来るの!?
『タネなっぴー』とっておけば良かった😢

冬越し出来るよ。冬越しさせると更に丈夫になって、真夏にも実を着けるから余裕があればやってみるといいよ。
やり方は、↓この記事にまとめてあるから、参考にしてね。
ピーマンは冬越しできる?実際に越冬させてみた栽培記録

ところで、あんまり実が着かなくなった原因についてだけど、追肥はした?剪定は?

追肥はした!でも、剪定はしてないかも・・・
剪定は「芯を止める」ためじゃなくて風通しをよくするって感じ?

ピーマンの剪定は、風通しを良くするためと、実を多く着け過ぎないためにするよ。
どんどんVの字に分かれていくでしょう?
だから、下に向いてる枝や重なりそうな所を切るの。
ナスの場合は更新剪定って言って、一旦ピークを過ぎたらバッサリ切ることで、秋ナスの収穫に繋げるよ。
ピーマンは、秋口にはそんなにバッサリとは切らず、整える程度だけれどね。
伸びるのを止めるのは、剪定ではなく、摘心と言うよ。

処分したピーマンを抜いた時、根っこはしっかりあった?

あった!
でも、支柱してあったんだけど強風でちょっと傾いてた。それと、ミニトマトに押され気味だった。

根っこが少なくなってたならコガネムシの幼虫に食べられたのかもしれないと思ったけど、そうじゃなさそうだね。
ミニトマトに押され気味ってことは、隣に植えてあったの?

楕円形のレイズドベッドの奥にミニトマトを2株、手前にタネなっぴーを1株植えてた。

2対1か・・・

ミニトマトは途中から脇芽取るのが面倒になって、好き放題伸ばした。

なるほど、そういうことね。
気持ちは分かるよ。うちも似たようなもんだし。

処分したのは、いつなの?
処分したのが少し前なら、まだ暑くて、やっとちょっと涼しくなり始めてこれからって時に処分してしまったんじゃないかな。

8月の頭らへんだったかな・・・?

えらい早いな!
それは、いくらなんでも早いで〜

隣のミニトマトにコナジラミとカイガラムシが付き始めたから、まとめて全部処分したの。
たぶん、「これから!」のタイミングで処分した気がする・・・😥

コナジラミとカイガラムシは、ピーマンは多分大丈夫だよ。
多少ついても、シャワーでぴゃーっと吹っ飛ばしちゃえば。

それと、そもそも『タネなっぴー』が難しいって話もあったりなかったり。

えっ💦 『タネなっぴー』って難しいの?

ただ単に難しいと言うと、ちょっと語弊があるかもしれない。
プランターなどの限られた環境で多収を目指すのは難しい、と私は思ってる。



さっき、ミニトマトに押され気味だったって言ってたでしょ?
ミニトマトの隣に植えてあると、『タネなっぴー』の実をじっくりと大きくするのに力を使っている間に、ミニトマトにどんどんガンガン土中の養分を吸われて、ミニトマトばかりが妖怪のように成長してしまったんじゃないかな。

対策としては、別々のプランターに植えるか、出来るだけ離して植える。
どうしても場所が変えられないなら、『京みどり』『京ひかり』あたりの普通の品種にしたほうが、まだもう少し上手くいくかもしれない。

ミニトマトも、脇芽取りが不要な品種とかあるし、家庭菜園にさける時間や環境を考慮して、自分にあった品種を見つけられるといいね。
今回わかったこと
今回のケースでは原因を一つに断定できないものの、以下の原因が重なった可能性がありそうです。
- 大きくなるミニトマトとの混植
- ピーマンの剪定不足
- 大果系品種の特性
- 8月上旬という早い撤去
ラディ、自分のピーマンのお手入れをする
とまあ、人に偉そうにウンチク垂れておきながら、実はラディのピーマンも褒められたものではないのだ。
実は着いている。確かに着いている。沢山着いている。
そう、沢山着いているのだ。
そして、赤い。
庭の前の駐車場を通るたび、「ピーマンの木だか唐辛子の木だか分かりゃしねーな」なんて思いながらスルーしておりました・・・
これ以上の放置は良くない。
9/27(日)、
収穫と、剪定をしてきました。

えっ!!! 剪定してなかったの?

およっ!どこから出てきたE子!
剪定はしたよ!
したけどー、これにはラディのピーマンならではの事情があるの。
今年新しく植え付けた『京みどり』は、夏にした剪定で、ちゃんとスタイルを保っています。
でも冬越しピーマンのほうが、剪定しても、脇芽やら新芽やらが次々とあちこちから出てくる。
だから、剪定しても剪定しても見るたびに混雑してるのよ。
もー、冬越しピーマンの体力が有り余り過ぎてて、困ってんの。
こんなん畑に植えたら、日立の「このー木なんの木気になる木ー」くらいでっかくなるんちゃう?
って思えてくるわ。
収穫したよ


赤いピーマンについて
赤くなったのは、当然ですが唐辛子ではありません。
だから辛くありません。
むしろ甘くなって美味しいので、捨てずに食べてくださいね。
普段皆さんが良く見る緑色のピーマンは、実はまだ未熟なものを食べているんです。
赤くなったものが、完熟ピーマンです。
緑の状態の時に収穫せずに放置していると、段々と赤くなっていきます。
画像にも、緑と赤のグラデーションのピーマンが写っていますね。
このように赤くなり始めたら、それ以上その実は大きくなりません。
グラデーションの状態で収穫するか、どうせなら真っ赤になるまで待って収穫するかのどちらかです。

赤いピーマンは、さっきも言ったように美味しいし、中華の炒め物なんかに入れると彩りも良いです。
だから、あえて赤くするのも、それはそれでアリだと思います。



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